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2008/04/06

クロノス・クァルテット

 クロノス・クァルテット。十数年前、結構聴いたし実演も聴きに行ってるけど、これも長年ブランクで聴いてなかったので取り出して少し聴いてみる。
 クロノスは80年代に名声を博し、それ以降の弦楽四重奏ブーム?に大きく貢献している。結成して既に30年を越え、1stVnのハリントンには孫がいるとか。

 現代音楽を専門としたり、クロノスをコピーしたようなカルテットは幾つもできたけど、選曲のバランスやらセンスの良さは未だに他のカルテットには真似できないのではなかろうか。
 偏狭な現代音楽とは一線を画し、かつポピュリズムに堕した(?)フュージョン系とも無縁で、これこそが現代のクラシック音楽の本流だという気がしている。あるいは僕の方がずれてるだけか。むしろ、クラシックの壁を越えた地平にいると言った方が良いのかも知れない。(ヨーロッパが「現代音楽」だとするとアメリカのカルテットはクロノスのような硬派であってもボーダーレス、ノンジャンルと言った方がふさわしい。)

そんな訳で、ここ10年の間に発売されたクロノスのアルバムをHMVで購入。

吠える
輸入版なら入手可能
 歌え歌えエドガー・フーバーやら、アレン・ギンズバーグの詩に曲をつけた、ある意味メッセージ色が強いアルバム。
 おととしあたりのコンサートだかで(イラク戦争に反対して)アンコールに「星条旗よ永遠なれ」(ジミヘン風にアレンジしたもの)を演奏して、共和党員が皆席を立ったというエピソードでもリベラルの反骨ぶりが滲み出ている。

アーリー・ミュージック
輸入版なら入手可能
 クロノスはてっきり20世紀の曲しかやらないのかと思っていた。せいぜいベルク、ウェーベルンあたりかと。
 しかし古楽を弾かせても結構やるじゃないですか。
 とはいえ単なる古楽ではない。ダウランドやパーセルに加えてペルトやジョン・ケージの静謐な宗教的な曲を散りばめている。

ゴリホフのオセアナ。
クロノスはテネブラエを演奏している。

フィリップ・グラスの弦楽四重奏2~5番

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