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2008/05/23

ヴィオラスペース2008 in 名古屋

 夢のような悪夢のような一週間の始まり。

ということで、ヴィオラスペース2008 in 名古屋 行って参りました。

 名古屋は十数年前に伊勢参りの折りにトランジットしたきり。のぞみにも初めて乗りました。のんびり観光でもできれば良かったのだけど、午後から休みを取ったはずなのに解放されたのは3時、観光は来年に持ち越し
 それにしても、名古屋は駅にあるのが立ち食い蕎麦ならぬ立ち食いきしめんなのね。そういえば以前も近鉄の駅構内できしめんを食べたような気が…

 それはさておき、今日のプログラムはモーツァルト、レーガー、ブラームスというスタンダード曲ながら、今井信子、店村眞積の両巨匠に加えてPfが教祖野平一郎という超豪華な顔ぶれ

軽快なケーゲルシュタットに始まり、店村さんのヴィオラはニスも綺麗なコンテンポラリーのようだったけど、とても甘くて柔らかくて僕もあんな音を出したい

一転して今井さんのレーガーの無伴奏組曲は静まり返った会場に神秘的な音色が響き渡る。無から音が産まれ再び無に帰っていくような。やはり彼女は異色。彼女の音色は他の誰にも出せない。この世の音とは思えへんです。

ヴュータンのソナタは初めて聴くけどなかなかよい曲であった。
川本も余り聴いたことがなかったけど意外と悪くなかった。何にせよ食わず嫌いはいかんね。

予定されていたドルジーニンのデュオはメヌエットのみに変更。多忙なお二人ゆえ間に合わなかったのか?
代わりのロッラはこの二人なら朝飯前とも言える18番なのだろう。

最後は店村さんのブラームスで締め。
店村さんは全体的に力をセーブしてる気がしたが、明日も大阪で同じプログラムで来週は東京でと、最初から飛ばしっぱなしでは身がもたないだろう。

とは言え、どの曲も並みの水準ではなく遠路はるばる出かけた甲斐はあった。
このプログラム、東京でもやって欲しいのだが。

会場のしらかわホールは残響程良いシューボックスで、こんなホールでこんな豪華なコンサートが聴ける名古屋の人がうらやましい。


本日のプログラム

◆モーツァルト:ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498「ケーゲルシュタット」 
  野平一郎(ピアノ) 島田真千子(ヴァイオリン) 店村眞積(ヴィオラ)

◆レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲 第1番 ト短調 op.131d-1
  今井信子(ヴィオラ)

◆ヴュータン:ヴィオラソナタ 変ロ長調 op.36
  川本嘉子(ヴィオラ) 野平一郎(ピアノ)

◆ドルジーニン:2本のヴィオラのためのデュオ
  今井信子/店村眞積(ヴィオラ)

  曲目変更:
  2楽章メヌエットのみ+ロッラ:2つのヴィオラのための二重奏曲ヘ長調

◆ブラームス:ヴィオラソナタ 第1番 ヘ短調 op.120-1
  店村眞積(ヴィオラ) 野平一郎(ピアノ)

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