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2008/05/28

ヴィオラスペース 第一夜

 コンサート初日。
 こういう音楽祭的なものは初めてなので、出演者がロビーや客席や会場周辺を徘徊してたり皇太子がうろついてたりするのはどうも変な感じがする。

プレコンサート
ブリテン:弦楽四重奏曲第2番
 とりあえず昨日のマスタークラスまでの成果は如何に?
 個人的にはブリテンは1番の方が好き。

ジェイコブ:8つのヴィオラのための組曲。
 このイベントの幕開けにふさわしいヴィオラの妙なる響きの8重奏。
スゴく綺麗な曲。今日一番の収穫。
 それにしても、「菅沼準二と若手奏者」って・・・在京オケの首席クラスが一括りに「若手」にされてしまう所が恐ろしい。まぁ御大にしてみればみんな若造なんでしょうが。

リゲティ:無伴奏ソナタ
 この曲は微分音が出て来たり、重音のハーモニクスの連続があったりする難曲。
4楽章が終わると、付けていたミュートを投げ捨てるパフォーマンス。
確かに連続して演奏した方が緊張感が持続するし、ミュートをしまう時間もないけど。 (注)

ガース・ノックス:ヨナとクジラ
 前衛色の強いパフォーマンス。何しろチューバとヴィオラの二重奏なんて普通ありえない。チューバは息を吹く音や声を入れたり叩いたり。管楽器でもこういう奏法があるんだ。これ以上は説明できません。

ここまで前半は現代系。後半はなぜかブラームス二曲。

ブラームス:ソナタ
 これだけは名古屋のプログラムとダブるんですが。今日は一段と気合いが入っているようでした。

ブラームス:クラリネットソナタ
 この曲も土曜に聴いたばかりなんですが。先日のはみずみずしく青く若い果実ならば今日のは甘く柔らかく香り高く熟したバナナとでも言おうか。(どちらも好きだけど)
 こういうのはやはり年の功なのでしょう。

(注)後で楽譜を確認したところattaccaでした。ミュートを仕舞う時間がないので、こうせざるを得ないのかと。

本日のプログラム
<第一夜>「ヴィオラの妙なる響き」 

♪18:30よりプレ・コンサート 
◇ブリテン:弦楽四重奏曲 第2番 ハ長調 op.36
  植村太郎/佐橘まどか(ヴァイオリン) 原 麻理子(ヴィオラ) 宮田 大(チェロ)

◆ジェイコブ:8本のヴィオラのための組曲 
  菅沼準二/安藤裕子/大島 亮/小峰航一/阪本奈津子/篠崎友美/瀧本麻衣子/原 裕子(ヴィオラ)

◆ノックス:「ヨナとくじら」  
  ガース・ノックス(ヴィオラ) 橋本晋哉(テューバ)

◆リゲティ:無伴奏ヴィオラソナタ  
  アントワン・タメスティ(ヴィオラ)

◆ブラームス:ヴィオラソナタ 第1番 ヘ短調 op.120-1
  店村眞積(ヴィオラ) 野平一郎(ピアノ) 

◆ブラームス:ヴィオラ三重奏曲 イ短調 op.114 
  今井信子(ヴィオラ) アントニオ・メネセス(チェロ) 野平一郎(ピアノ) 

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