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2009/05/29

ヴィオラスペース2009 ガラ・コンサート第2夜

第1回東京国際ヴィオラコンクール:ガラ・コンサート 第二夜「ソナタと協奏曲」

5月29日(金)19:00開演 
会場:紀尾井ホール

プログラム

ブルッフ:ロマンス 作品85
馬渕昌子(ヴィオラ) 原田幸一郎(指揮) 桐朋学園オーケストラ

ボーエン:幻想曲 作品54
川崎雅夫(ヴィオラ) フランソワ・キリアン(ピアノ)

シューベルト:アルペッジョーネソナタ イ短調 D821
堤剛(チェロ) 野平一郎(ピアノ)

J.S.バッハ:無伴奏ヴィオラソナタ ヘ長調(原曲:無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005)
川本嘉子(ヴィオラ)

L.スミット:ヴィオラ協奏曲
ジャン・シュレム(ヴィオラ) 原田幸一郎(指揮) 桐朋学園オーケストラ

B.オリヴェロ: Neharot Neharot (2006) ~ヴィオラ・ソロ、アコーディオン、打楽器と弦楽合奏、テープのための
キム・カシュカシアン(ヴィオラ) 御喜美江(アコーディオン) 池上英樹(打楽器) 原田幸一郎(指揮) 桐朋学園オーケストラ

 ブルッフ:オーケストラ伴奏では余り聴いたことがなかったが、オーケストラの綺麗な音とヴィオラソロが混じり合って心地いい。オケは桐朋の学生さんだけど学生と思えないほどうまかった。まぁ桐朋ですしね。それにしても弦は今年はチェロ以外には男子ゼロ。
 アルペッジョーネソナタ:桐朋の学長先生の登場。コンクールの課題曲でもあり趣向を変えてチェロでも聴いてもらおうという趣旨だろう。堤さんはお爺ちゃん頑張ってる!という熱演で、顔の表情も豊かで眉を寄せて一心不乱に弾いているかと思ったら急ににこやかになったりするので、それに騙されないようにするのに苦労した。それにしてもA線の音を伸ばす時にあんなに体を傾けて良いものやら。30度くらいは傾いていた。
 スミット:本邦初演とのこと。不思議な感じの曲。
 オリヴェロ:オリヴェロはイスラエルの女性作曲家。世界初演でもカシュカシャンがヴィオラを務めている。今井信子さんともジョイントしている御喜美江さんのアコーディオンとパーカッションとテープで流れるヘブライ語(?)の女性の歌がオリエンタル的(?)な雰囲気を醸し出し濃厚な演奏。左右の二群に分かれたヴァイオリンの中心に座った四人のヴィオラは殆どdiv.で異なるパートを弾きこの曲の重要なパートとなっている。カシュカシャンも演奏後四人のヴィオリストに握手を求めていた。

以下、御喜美江さんのブログ『道の途中で』よりリハーサルと本番の感想。

「それは戦争が終わったあと、なにもない、だれもいない、なにもきこえない、索漠とした灰色の風景・・・」とカシュカシアン女史が今日のリハーサルで説明されましたが、この作品はそんな響きで始まります。

(本番後)
尚、Betty Olivero 作曲『川よ 川よ』は
不思議な神秘感を持って聴衆の心を捉えた・・・
そんな印象を私は受けました。
そしてヴィオラ・ソロのキム・カシュカシャンの演奏は
まことに素晴らしいものでした。
この作品を心から尊敬し愛していることを
彼女は私たちに演奏をもって伝えてくれました。

それにしても御喜さんは何故に色黒?

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