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2010年3月の17件の記事

2010/03/20

練習

 今日はいつもよりたくさん弾いた気がする。外は風が強いが春の陽気で楽器も良く鳴ってくれる。
 ハイドンのセレナード1st Vn.さらう。
 K.304,305通し。K.301も譜読みしてみる。
 思い立ってセレナード2nd Vn.譜読む。と、
 てっきりこの曲はストバイとチェロがいれば何とかなると思っていたけど、内声カッコいいー!この曲の要はセコバイだった。
 ついでにヴィオラも弾いてみるが、こちらは大したことはなかった。

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2010/03/19

非実在青少年の件

 非実在青少年の件(東京都青少年健全育成条例の改正案)についてSF作家、山本弘さんがmixi日記に書かれておられる。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1439171794&owner_id=365376
転載自由ということなので転載する。

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 しつこくこの関連の話題を書かせてもらう。
 推進派の意見を見ていて思ったのは、彼らは「表現の自由なんて踏みにじってかまわない」と思っているらしいことだ。

 だって「自由」は目に見えないから。

「自由」は空気みたいなものだ。そこらじゅうに存在しているのに、漠然としていて、目に見えない。人はそれに支えられて生きているにもかかわらず、普段、そんなものの存在を意識していない。だから「ちょっとぐらい減っても生きていけるでしょ?」と勘違いする人間もいる。
 空気と同じく、「自由」も欠乏したら窒息するということが、彼らには理解できていない。

 だから「表現の自由」を錦の御旗として振りかざしても、その大切さが分からない人には、アピールしないんじゃないかと思うのである。
 彼らにはもっと目に見えるものを突きつけなくちゃだめだ。
 そこで、こんなアピールの方法を考えた。(一部、前に書いたことの繰り返しになるけど、ご了承いただきたい)

 日本の少年マンガの中で、性的描写や暴力描写が頻出するようになったのは、1960年代末からである。その牽引役が永井豪氏であることは言うまでもない。もちろん他にも多くのマンガ家がいたのだが、最も有名で、当時の子供たちに最も影響力があったのは、この人だと思って間違いなかろう。

 主要作品   連載期間
『ハレンチ学園』1968~72
『あばしり一家』1969~73
『デビルマン』1972~73
『マジンガーZ』1972~74
『キューティーハニー』1973~74
『バイオレンスジャック』(週刊少年マガジン版)1973~74
『イヤハヤ南友』1974~76
『けっこう仮面』1974~78
『へんちんポコイダー』1976~77

 永井氏の人気の絶頂期が60年代末から70年代後半であったことが分かる。
 その作品のどれも、未成年の全裸、セクハラ、下品なギャグ、暴力描写、残酷描写などがてんこ盛りである。正直、今の少年マンガのエロ(『To LOVEる』とか)なんて、永井豪作品に比べれば生ぬるいぐらいだ。もちろん当時、PTAなどに「有害だ」とさんざん叩かれた。
 規制推進派によれば、こうした作品は「青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」ということになろう。つまり永井豪のようなマンガが増えることによって、青少年の性犯罪、自殺、殺人などが増加していたはずである。
 実際はどうだったか。青少年によるレイプ、自殺、殺人の推移を見てみよう。

強姦被害者数
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-youjyoRape.htm#G-youjyoR1-2
 60年代後半から急降下している。

各年齢層10万人当たりの若者自殺率
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Jisatu.htm
 1965年からほぼ横ばい。

未成年の殺人犯検挙人数
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-Satujin.htm
 60年代後半から、すごい勢いで急降下!

 無論、大勢のレイプ犯の中には、永井豪作品に刺激されて犯行に走った者が何人かいた可能性は否定できない。だが、それは実証できない。
 たとえ何人かそういう奴がいたとしても、この時代の急激な犯罪率低下の波に飲みこまれ、データからは見えなくなっている。

 さらに、規制推進派の主張からすると、青少年向けマンガの表現規制が日本よりはるかにきびしいアメリカや韓国に比べ、日本の犯罪率は高いはずである。
 現実はこうだ。

人口1000人当たりのレイプの件数
http://www.nationmaster.com/graph/cri_rap_percap-crime-rapes-per-capita
 日本は65ヶ国中54位。アメリカ9位、韓国16位。

人口1000人当たりの殺人
http://www.nationmaster.com/graph/cri_mur_percap-crime-murders-per-capita
 日本は62ヶ国中60位。アメリカ24位、韓国38位。

人口1000人当たりの若者による殺人
http://www.nationmaster.com/graph/cri_mur_com_by_you_per_cap-murders-committed-youths-per-capita
 日本は57ヵ国中57位! アメリカ14位、韓国39位。

 少ねー! 日本の犯罪、少ねー!
 これは世界に誇るべきだ。日本はこれだけエロマンガやエロゲーが氾濫しているにもかかわらず、世界の中でも、とてつもなく犯罪の少ない国なんである。

 さらにアメリカのデータを見てみよう。
 アメコミ・ファンならご存知だろうが、アメリカでは1949年ごろから反コミックス運動が高まった。当時のコミックスには、残酷なシーンやセクシャルなシーン(斧で切断された首、目をナイフでえぐられようとしている女性、ムチで打たれている女性、きわどい衣裳で踊る女性、下着姿で縛られた女性などなど)が多く、それが青少年に悪影響を与えると騒がれたのである。出版社やニューススタンドには「俗悪なコミックスを売るな」という抗議が殺到。一部の地方では、大量のコミックスが学校の校庭などに集められて燃やされた。
 1954年、合衆国議会の少年非行対策小委員会は「コミックブックと非行」と題するレポートを発表、青少年に悪影響を与える可能性のある表現を規制するよう、コミックス出版界に勧告した。
 これを受け、全米コミック雑誌協会は「あらゆるコミュニケーション・メディアの中でもっとも堅苦しい」と彼ら自身によって評されたコミックス・コードを制定した。1954年8月26日のことである。
 暴力表現や性的な表現にきびしい規制が設けられた結果、コミックス界全体から活力が失われた。そのため、読者の多くがコミックスを買わなくなった。コミックス・コード制定前、コミックス誌は650タイトルもあり、毎月1億5000万部も発行されていたのだが、ほんの数年で半減してしまった。多くの出版社がコミックスから撤退した。フィクション・ハウス社やベター社など、倒産した出版社もいくつもある。
 その結果が上のグラフである。アメリカの指標犯罪(凶悪犯罪や窃盗犯)の件数をグラフにしたものだ。
 まさに一目瞭然! コミックス・コードが施行された54年以降、アメリカの犯罪は減るどころか、急カーブを描いて上昇しており、1980年には3倍にもなっている!

 ちなみにこのグラフは、前田雅英『少年犯罪』(東京大学出版会)という本から引用したものである。
 そしてこの前田雅英氏こそ、今回の「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案を出した東京都青少年問題協議会の専門部会長なのである。
 どうなってるんだろうか。前田氏は自分の書いた本に載せたグラフの意味を理解していないのか。

 つまり、マンガの表現と青少年の犯罪の間には、規制推進派が主張するような正の相関関係ではなく、負の相関関係(表現が過激になれば犯罪が減る)があるのだ。
 無論、相関関係があるからといって因果関係があるとは断言できない。相関関係はあっても因果関係のない事例はいくらでもある。
 だが、少なくとも、相関関係が存在しないところに因果関係を求めるのは無茶だということは、子供でも分かるだろう。
 それに、もしかしたら本当に因果関係があるのかもしれない。海外では「ポルノが性犯罪を抑制している」という研究があることもつけ加えておく。

Porn: Good for us?
http://www.the-scientist.com/article/display/57169/

 規制推進派の人たちはこうしたことを知らないのだろうか?
 そんなことはない。彼らは知っている。第28期東京都青少年問題協議会議事録(第10回専門部会)には、こんなくだりがある。

http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html

>○吉川委員(中略)特に、答申案の46ページに、そうした図書が自由に流通していることによって、子どもたちがこのような性交をしても構わないという認識を青少年が持って、健全な性的判断能力が大きくゆがめられることになると言い切っていますが、ここについて、その根拠はどこかと言われたら、それあくまで我々としては、たぶんそうだろうという認識であるとしか言えなくて、私自身、別に過激な漫画、子どもポルノについて容認する立場では全くないのですが、こうした指摘に対しての見解案としては、少しピントがずれていると言われても仕方がないのかなと危惧しております。

「たぶんそうだろう」というのが根拠なのだそうだ。

>○吉川委員私としては、性犯罪の減少も目的の一つであると言ってしまって、ただ、そうした創作物が性犯罪の発生と密接な因果関係があるかどうかを、必ずしも統計を示してまで立証する必要はなくて、逆に、関係がないという根拠もないわけなので、だから、統計的なデータがないから犯罪との因果関係がないとは別に言い切れないと突っぱねたらいいと思います。

 立証する必要はないし、データがなくても「突っぱねたらいい」のだそうだ。
 ふざけるな。
 お分かりだろう。彼らは自分たちの主張を支持する根拠がないことを知っている。にもかかわらず、規制を主張するのだ。これはもう、「データなんかどうでもいい。俺たちは規制したいからするんだ」と自白しているようなものである。

 まとめよう。

 規制によるメリット
・表現を規制すれば青少年への悪影響が少なくなって犯罪が減る。
(ただし証明されていない。データは正反対の相関を示している)

 規制によるデメリット
・表現を規制すれば逆に犯罪が増える可能性がある。
(因果関係は証明されていないが、相関関係はある)
・出版業界、アニメ業界、ゲーム業界が打撃を受け、多大な経済的損失が生じる可能性が高い。
・冤罪事件や言論弾圧に悪用される危険がある。

 グラフを提示するとともに、「このメリットとデメリットを比較してください。あなたなら規制に賛成しますか?」と問いかけてみるというのはどうだろうか。
「表現の自由」という抽象的な概念に頼らなくても、これぐらい目に見える形で提示すれば、理解してくれる人は増えると思うのだが。

【この日記は全体に公開します。転載は自由です】
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 確かに規制することは「青少年の健全な育成」なのかも知れない。
 しかしそれが犯罪や犯罪に走る異常者(抑圧されているものを解放する手段が他になくなれば実在青少年を対象にするしかなくなるでしょ)を増やすのであれば・・・。

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2010/03/16

Lesson 113

 ヴァイオリンのレッスン113回目。
 8連符?のスピッカート。手首のスナップで弾けと言われるが、どうしても力が入ってしまって手首が堅くなる。

 さすがに弓の毛が限界なのか松脂が不足してたのか音が出ないし春の陽気でG線が緩むしいいことない。

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2010/03/15

芸術選奨新人賞 庄司紗矢香受賞

 先週末、芸術選奨が発表されてたけど、庄司紗矢香が新人賞音楽部門。対象がリゲティのコンチェルト!名演だったものなぁ。
 同じ新人賞では大衆芸能部門でジャズヴァイオリンの寺井尚子さんが入ってる。新人というにはちょっと薹が立ってる気もするけれど。
 文部科学大臣賞の坂本龍一(ただし大衆芸能部門)はまぁアレですけど。

 あらためてニコ動で庄司紗矢香を見てみたら菊川怜に似てる。。。

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2010/03/14

練習

 昼食後に縁側で日向ぼっこしたりのどかな休日。
 合間合間にK.305の第二楽章譜読み。
 この曲はテーマとヴァリエーションから構成されているが、ヴァリエーションごとに趣が違ってきたりするので難しい。
 ここら辺のモーツァルトのソナタとかはポジション移動とか基本の練習にもなるし結構いいかも。

 ヘンツェのヴィオラソナタ、音源を持っていないので少し打ち込んで聴いてみるが。不協和音的進行。
 ガース・ノックスのために書かれたガース・ノックスにしか弾けない曲感が満々。

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2010/03/13

午前は学校説明会。午後から練習。

 午前は学校説明会。
 帰る途中にメシ食って午後から楽団の練習へ。
 全体練習の日だと思っていたら個人練習の日だったので滞在時間1時間強。一体何しに行ったんだかOrz
 なんだかんだで人が減ってしまってちょっと淋しい。
 切ない思い出の曲がまた増えてしまった。

 今日からスイカポイントクラブに普通のスイカも登録できるようになったけど、オートチャージに幾ら設定するかは悩ましい。

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2010/03/12

卒業式

 チビの中学校の卒業式に行ってくる。

 日の丸斉唱では保護者やなんかが一瞬身を屈めたのですわ起立拒否かと思って緊張したけど横浜市歌が書かれたパンフを取ろうとしただけでしたw
 この横浜市歌も森林太郎(鴎外)作詞でレトロな曲調なんだけど、横浜生まれ横浜育ちの人らじゃないと余り知らないよね。
 それにしても卒業生は合唱曲を5曲ぐらい歌ったけど在校生だけの歌はなし。ちょっと歌い過ぎ感が無きにしもあらずだけど長々と来賓挨拶をやられるよりはいいか。

 三年間は長いようで短いような。あっという間に過ぎてしまった。
 この間、自分も三歳年食ってるはずなんだけど実感ないなー。

 午後は空いたので、セレナードの他にK.304,305をさらってみる。久しぶりなのでかなり怪しげになってる。。。

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2010/03/11

ヴィオラスペース2010(II)

 お、今年のヴィオラスペース名古屋では野平さんのトランスフォルマシオンⅠをやるらしい。(東京でやるのはⅡ)
 一瞬、今年も名古屋まで行かなければならないのか(おととしは今井信子さんのレーガー聴くために行きましたよ)と思ったけど他のプログラムを見ると、名古屋まで行かなくても。。。。という感じなので我慢する。

 ちなみに、トランスフォルマシオンⅠはバッハのシャコンヌを比較的オーソドックスに四声のヴィオラ四重奏に置き換えた曲。Ⅱはもう換骨奪胎した現代音楽的。難易度はやはりⅡ。
(なぜか楽譜は両方持ってますけど)

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2010/03/09

lesson 112

 ヴァイオリンのレッスン112回目。
 スピッカートは跳ねる弓を押さえつけるのではなく自然に跳ねるにまかせるのだそうだ。
 跳ねる周期だけはリズムに合わせてコントロールする。それも難しいのだな。

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2010/03/08

ヤマハ銀座店リニューアルオープン

 サントリーホールに行く途中時間があったので新装開店したヤマハ銀座店に寄ってみる。
 んー、売り場は有楽町の仮店舗と大差ない気がする。
 楽譜売り場って前はもっと大きくなかったっけ?田舎者だから大きく見えただけなのかな?十年以上前に行ったきりで、ブランク明けには既に工事が始まってたんだけど。

 とりあえず、ヘンツェのヴィオラソナタ、バルトークのヴィオラコンチェルト(ピアノ伴奏、ペーター・バルトークの補筆版)、バッハの半音階的幻想曲とフーガ(コダーイによるヴィオラ版)の楽譜購入。
 ヘンツェのソナタは音源が乏しく(すべて廃盤)聴いたことがないんだけど、楽譜は・・・テクニック以前に特殊な記法が多くて全然弾ける気がしない。(ベリオのセクエンツァも置いていたが、そちらはもっと酷い。こないだの高橋悠治級)
 リゲティなら微分音はでてくるものの、比較的普通なのに。

 さて、せっかくのリニューアルオープンなのに割引セールやってるわけでもなく、相変わらずの殿様商売でした。

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パン屋大襲撃

予告どおりオペラ・ブッファ「パン屋大襲撃」行ってまいりました。

2010年3月9日 於サントリーホール ブルーローズ

原作:村上春樹(「パン屋襲撃」「パン屋再襲撃」)
脚本:ヨハナン・カルディ
音楽:望月京
演出:粟國淳
指揮:ヨハネ・カリツケ
出演:飯田みち代(S)、高橋淳(T)、大久保光哉(B-Br) 、畠山茂(B)、井上雅人(Br)、吉原圭子(S)、太刀川昭(C-T) 他
演奏:東京シンフォニエッタ

あらすじ:
深夜とめどもない空腹感に襲われ目覚めた「僕」は若かりし頃ヒッピー的な生活を送っていた時に空腹を癒すためにパン屋を襲撃し、ワーグナーを聴く代償にパンを得たことを「妻」に話す。
今の空腹はその呪いだと言う「妻」は、呪いを解くためにもう一度パン屋を襲うのだと僕を唆す。
深夜の東京で開いているパン屋はなく、「僕」たちは仕方なくマクドナルドを襲撃することになる。


 まずは、望月と粟國の20分くらいのトーク。
 原作や脚本に指定された数々の音楽からの引用(これを望月はコスプレという言葉も使って説明)であるとか、日本語で原作を読んでいる演出家(ルツェルンやウィーンではあちらの演出家)ならではの安心感とか。

 舞台自体は、脚本がスラップスティック調だというのでクールな村上ワールドがどう料理されるのか見当が付かなかったが、チャップリンを模した7人の狂言回しやら、メタ演劇的な演出も違和感なく楽しめた。パン屋の親父がいかにもマイスター・ジンガーのようで存在自体がワーグナー的。この作品はワーグナーに言及するメタ・オペラという側面を持つわけで、単なる引用だけでなくそういった仕掛けがあっても良かったようにも思う。
 音楽的には、効果音的に使われるエレキギター、スネアドラムやピアノ、ワーグナーなどのテープは目立っていたが他の音は埋もれがちとなる。演出、音響の問題もあるのかもしれないが、もっとオケを前面に押し出し現代音楽しても良かったのではないだろうか。カリツケはハイパーフリーオペラという言葉を使ったようだが、音楽がもっと強くなければ、小劇場の前衛劇やNHKドラマと何ら変わらないのだから。
 オペラを書くのは初めてということで脚本や演出に遠慮したのかもしれないけど、望月さん自体がだんだんとスケールダウンして小じんまりして来ているのではと心配。
 台詞がドイツ語なので、舞台と字幕を見るので集中力を削がれてオケの音まで気が回らなかったのかもしれませんけどね。だけど、オペラだったらそれも計算して曲をつけるべき。

 原作で多くの風刺とともにちりばめられた隠喩には無限の解釈があるだろうがこの作品のテーマである「空腹感」(精神的空腹感・飢餓感・満たされない思い)を語るには60分の舞台は短すぎるように感じる。
 既成社会を否定していた若者がワーグナーを聴くことで体制に取り込まれながらも、年を取って「空腹感」を感じるのなら空腹を癒すためにパン屋を再襲撃する他に道があったのではなかろうか。
 ワーグナーに象徴されるされるのは呪いとも、あるいは原罪とも生きていくことの宿命とも受け取れる。

 NHKニュースでゲネプロの様子などが放映されたようです。

こちらはルツェルン劇場での模様です。

ソプラノはルツェルン劇場のSumi Kittelbergerという方のようですが、スミ・ジョーと同名なので韓国系なのでしょうか?

1幕だけですが台本がここにあります。
http://www.operalibretto.org/de/leseprobe_kaldi.pdf
これ翻訳して予習しておけば視線が舞台と字幕の間を行ったり来たりしなくてすんだのに。この台本を見ると、「妻(Miya)」が主人公で「僕(Kuni)」は「その夫」となっている。。。

 話は変わるけど、ミュンヘンでマクドに入ったことがあるけれど、客層はいかにも移民とニート的若者?ばかりでちょっと荒んだ感じでしたね。マクドは国によって店も商品も大分イメージが違うみたいなので、原作のニュアンスは伝わったのでしょうかね?

ところで、マクドの店員を演じたバリトンの井上雅人さんは山形北高音楽科御卒業らしい。東京シンフォニエッタでサックスを吹いている小串さんもとか。山形出身者けっこう頑張ってるなぁ。

演奏の東京シンフォニエッタは現代音楽に強い、湘南のヴィオラ弾き山田那央♪さんが参加されておられるオーケストラ。
当日も演奏されてたとか。(ヴィオラが目立つ曲ではなかったのが残念)

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2010/03/07

レナード・コーエン

 先週の週末なにげに教育テレビを観ていたら、地球ドラマチック「町中みんなで合唱団!~イギリス 涙と笑いの猛特訓~」という番組で有名な?合唱指揮者がイギリスの労働者の街で合唱団を立ち上げるというドキュメンタリーをやっていた。
 その中で歌っていたハレルヤという曲が印象に残った。作詞作曲はレナード・コーエン(Leonard Cohen)というシンガーソングライター(日本語のイメージではなくウッディー・ガースリーのように吟遊詩人という意味で)であり詩人らしい。
(知りませんでした)
 この曲の詞は現代詩っぽくてよく分からない。だけど次のようなフレーズがあって多少音楽の心得がある人には面白い。

Now I've heard there was a secret chord
That David played, and it pleased the Lord
But you don't really care for music, do you?
It goes like this
The fourth, the fifth
The minor fall, the major lift
The baffled king composing Hallelujah
Hallelujah

秘密のコードがあると聞いた
ダビデが奏で主を歓ばせた
けどあなたは音楽に関心がないんだよね?
それはこんな風なんだ
4度、5度
短調が下がり,長調が上がる
困惑した王が創り上げたハレルヤ
主を讃えよ

 曲自体4度5度の所ではそれぞれ4度上昇と5度上昇、短調長調の所もそういうコード進行になっている。

 レナード・コーエンの歌声は重低音で相当渋い。

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2010/03/06

ノアゴー、シュトックハウゼン、カーゲル

 最近チョコを食べると歯が沁みる気がするので午前は歯医者。
 医者の見立てだと歯の付け根のエナメルが少し融けてるので知覚過敏的に痛むのでは?とのこと。仮に虫歯だとしても今の段階では削るほどではないと言うので、上から紫外線で固めるコーティングをするだけにする。

 家に戻って昼食。冷凍パスタに茹でたパスタを足して増量。

 午後から銀行へ。
 途中、電車の中でベビーフェイスの高校生カップルが公然とチューしてる。
 チューだけならまだしも彼女のお尻を触る手つきがいやらしいぞキミ。

 ダイアモンド地下街を歩いているとCDのワゴンセールをやってるので少し覗いてみる。密林と比べてどうかという値段だがこれも一期一会、いくつか気になったのを買ってみる。

 ノアゴーの弦楽四重奏曲1番~6番、アルディッティ・カルテット。
 ノアゴーは現代デンマークの作曲家でヴィオラ曲をよく書いている。実は弦楽四重奏曲も十曲ぐらい書いているらしい。

 シュトックハウゼンの弦楽四重奏曲 4機のヘリコプターと弦楽四重奏のための、アルディッティ・カルテット
 この曲の由縁は以前にも書いたかと思うが、アルディッティ・カルテットの委嘱を引き受けたシュトックハウゼンは「弦楽四重奏のような古典的な様式の音楽は書きたくない」と相当ごねたらしいが再三の督促に根負けして、ヘリコプター付きという条件で書いたのがこの曲。
 その名の示すように4機のヘリコプターに各奏者とカメラクルーが搭乗し、会場上空を飛びながら演奏の模様を会場のスクリーンに映し出すというパフォーマンス。派手なのでヨーロッパでは意外と演奏機会が多いらしい。
 演奏者はヘリの爆音で自分の音は殆ど聞えないという。だけど、曲の中身自体は割とオーソドックスでそれほど奇抜というほどではない。グリッサンドがヘリのタービンエンジンとシンクロしてるくらい(^_^;)。(まぁハプニング系のアートと比べればってことで)
 この曲は、一週間からなるオペラ「光」の一部(「水曜日」)になっている。

 マウリツィオ・カーゲルの弦楽四重奏曲1-3
 この人のことは殆ど存じ上げない。これもアルディッティ・カルテットということで外れはないだろうと。
 家に帰ってみるとこのCDの音源は持ってました。そんな予感はしたけどね。

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2010/03/05

ゴルトベルク変奏曲 弦楽合奏版

 元職場の先輩と十数年ぶりに飲む。

 連れて行かれたのは余り知られていない銘酒を多く置いているお店だそうで、ついつい日本酒飲み過ぎ。帰り道の記憶が余り残っていない。

 さて待ち合わせの前に、早く着いたので新星堂で金目なものを物色するとゴルトベルク変奏曲の弦楽合奏版を発見。弦楽三重奏版と同じくシトコヴェツキーによる編曲。
 弦楽三重奏ほどの濃密さはないが、やはり素晴らしい。こっちの方が弾きやすいのかな?

 さて、こちらから切り出したわけでもないのにこの先輩君、ゴルトベルクの弦バージョンのことは御存知であったよ。偶然というかシンクロニシティー。さすが。

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2010/03/04

犯罪より反党行為に厳しく=鳩山首相

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010030300824

犯罪より反党行為に厳しく=鳩山首相
 鳩山由紀夫首相は3日午後の参院予算委員会で、民主党の運営をめぐり、犯罪よりも反党行為により重い処分を下すのは当然との認識を示した。改革クラブの大江康弘氏の質問に答えた。
 大江氏は、2008年に反党行為で自らが民主党から除籍処分となったことに触れた上で、政治資金規正法違反罪で逮捕・起訴された民主党の石川知裕衆院議員が同党から「何も問われていない」と首相にただした。これに対し、首相は「党にとっては反党行為が一番厳しく罰せられなくてはならない」と答弁した。 (2010/03/03-19:23)

 巷では民主党の北朝鮮的体質として揶揄されているよう。正確な文言は分からないけど言葉が軽い鳩山総理なので字句通り「党則は犯罪よりも重い」と言っていたとして不思議はないのですが。
 まぁ国家ぐるみで犯罪行為を行っている北朝鮮と違って、民主党が党ぐるみで違法献金や選挙違反や政治資金規正法違反をしてるわけではないと信じたいですけどね。

 この発言を援護する人は推定無罪という言葉を使って有罪が確定してない人を処罰するのはおかしいと言っているけれど本当にそれでいいの?
 清廉潔白高い倫理観が求められる政治家には政治家の身の処し方があるのではないの?李下に冠を正さず嫌疑をかけられたらそれを恥じて無罪が確定するまでは公職からは身を引くとかが潔いのではないの?
 検察も有罪に持ち込めるそれなりの確証がなければ起訴しないだろうから、起訴されただけで辞職するに相当でしょうが。
 その政治家が集まった政党なのだから、推定無罪よりも党則が重いというのはやはりおかしい。まぁ世間的には鳩山も小沢も犯罪者なのだから、小林議員だけやめろとは言いづらいのかも知れんけど。

#ところで北教組って、てっきり北朝鮮の組織かなんかだと思ってたよ

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2010/03/01

個所付け通知「党経由は遺憾」=鳩山首相が陳謝-集中審議

個所付け通知「党経由は遺憾」=鳩山首相が陳謝-集中審議
3月1日14時12分配信 時事通信

 鳩山由紀夫首相は1日午後の衆院予算委員会の集中審議で、民主党が2010年度予算案の審議中に、個別公共事業の予算配分(個所付け)を地方組織に通知していた問題に関し、「直接、地方自治体に伝わるべき情報が党に行って、党(都道府県連)から伝わったことは甚だ遺憾だった」と陳謝した。中島隆利氏(社民)の質問に答えた。

ふむふむ。党主導ってどこかで聞いたことあると思ってたけど思い出したよ。
「中国共産党」とか「ソ連共産党」とか「朝鮮労働者党」とか。
党が政府よりも強い権限があるってのも何だな。

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練習日記

 けっきょく日曜も土曜とほぼ同じメニュー

アルペジョーネソナタ一楽章途中まで
クラーク一楽章途中まで
チェロ組曲少々
ハイドンのセレナード1st Vn.一通り

だったんだけど、松田理奈嬢は3月のコンサートに備えてブルッフのコンチェルトを一日数回はさらってるそうな。
 プロでもそうなんだから、素人はもっと練習しないと。
 どうも僕はある程度弾けるようになると練習意欲がなくなっちゃうんだよね。でも合わせてみると一人で弾くのとは違うから落ちるし間違えるし。確実性を高めるにはもっと練習するしかない。

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