« N響定期 | トップページ | オケ練 »

2010/12/01

現代作曲家「蒼」新作書き下ろし演奏会28th

 知人に誘われて、現代作曲家「蒼」新作書き下ろし演奏会28th というグループ展を聴きに旧東京音楽大学奉楽堂まで行ってくる。ヴィオラが丸山家の長男?である丸山萌音揮さんなので、意外なところで意外な繋がりがある(やはりクラシック界は狭い?)。

「現代音楽作曲家グループ「蒼」は、楽器編成を合意にもとづいて特定し、 個々が自らの芸術性に根ざした作品を追求した、新作書き下ろし演奏会を行うことを目的とするグループです。」だそうで、今回はハープ、フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロなんだそうです。

プログラム
橋本正昭:フルートとヴィオラとハープのトリオ
山本正壽:Monofora 2 (モノフォーラ2) 
田中隆司:青森挽歌  ~女声と木管・弦・ハープによる~
清道洋一:”Aries- Aires ” (アリエス・アイレス)
小菅泰雄:現代能歌劇「杜若」1幕2場

演奏者
ハープ:高野麗音 フルート:間部令子 オーボエ: 渡邉忠慶
ヴィオラ:丸山萌音揮 チェロ:向山大祐  他

 フルート、ヴィオラ、ハープという編成はドビュッシーにもありましたね。どうもこういう編成は皆ドビュッシーに聴こえていけない。
 パンフで知ったのだが、グランドハープというのは全音音階で調律するらしく、それでドビュッシーと相性が良かったり皆ドビュッシーに聴こえるのかもしれない。二曲目のフルートとハープによるMonofora 2も同様。
 「青森挽歌」は宮沢賢治の詩をテキストにしたもの。伴奏の室内楽は歌に埋もれがちで正直いらないのでは?と思わないこともない。
 Aries- Airesはこの夜で唯一陽気な曲で、ラテンっぽくもあり明るい色調で色彩豊かな曲。今夜、一番良かった気がする。
 最後の「杜若」は伊勢物語を下敷きにした能を現代曲にしたもの。話に出てくる藤原高子は18歳で清和天皇に入内(この時清和天皇は9歳)した絶世の美女で伊勢物語では在原業平に略奪されかかったり波乱万丈の生涯を送った人らしい。
 「青森挽歌」と同じく歌が表に出て伴奏は埋もれがちだが時折ヴィオラが渋い旋律を奏でる。しかし、いかんせん曲自体が長すぎる。。。能というもの自体がすごく退屈だからか?

|

« N響定期 | トップページ | オケ練 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22087/50192290

この記事へのトラックバック一覧です: 現代作曲家「蒼」新作書き下ろし演奏会28th:

« N響定期 | トップページ | オケ練 »