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2011/05/29

マーロフ&ヘルテンシュタイン ジョイント・リサイタル

 おととしの東京国際ヴィオラコンクールの優勝と三位の両名によるリサイタル。

5月29日(日)13:00開演「マーロフ&ヘルテンシュタイン ジョイント・リサイタル」 
   出演:セルゲイ・マーロフ/ファイト・ヘルテンシュタイン(Va) 野平一郎(Pf) 

◇J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BMW 1011 セルゲイ・マーロフ(Va)
◇フランク:ヴィオラソナタ イ長調(原曲:ヴァイオリンソナタ イ長調) ファイト・ヘルテンシュタイン(Va) 野平一郎(Pf)
◇ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリースより セルゲイ・マーロフ(Va/Vn) ファイト・ヘルテンシュタイン(Va)

 この二人の演奏を並べて聴くと二人の違いが際だつ。
 一言で言ってしまうと端正なマーロフと荒々しくワイルドなヘルテンシュタイン。ヴィオラにはやはり骨太なたくましさが似合うような気がするのだが。

 フランクのヴァイオリンソナタをヴィオラで弾く人は多いが僕は余り好きではなかった。作曲者はあくまでこの曲をヴァイオリン向けに書いたのであってそこには必要性があり、ヴィオラで弾くことには何の必然もないと思っていたからだ。
 しかし改めて聴いてみると特に激しいアレグロなどはむしろ太く張りがあるヴィオラの方がふさわしいようにも思える。表現の幅はヴァイオリンよりもヴィオラに歩があるのだ。
 この曲のヴィオラ向けの編曲は単純に五度下げるのではなく、ヴァイオリンと同じ高さらしい。そのせいもあるのかも知れない。

 ヴィエニャフスキも原曲はヴァイオリン二重奏。マーロフ君は一曲目はヴァイオリンで、二曲目はヴィオラで弾いていた。
 マーロフ君のヴァイオリンの腕前も相当うまいということでこういう趣向にしたのだろうが、何もヴィオラスペースに来てヴァイオリンを弾く必要はないだろう。

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